携帯電話の収益モデルなどの報告とiPhone的未来
Posted on | 7月 11, 2007 | No Comments
総務省のモバイルビジネス研究会から携帯電話の収益モデルなどに関する報告が出たようだ。原文は読んでいないが、記事を見る限り、まずまず実感とそうかけ離れていなさそうな印象。
ケータイ業界に大変化、キャリアの収益モデル見直し求める–モバ研報告書:モバイルチャンネル – CNET Japan
実際に携帯を使う大半の人間は主に通話とメールとネットが出来ればいい訳だが、ビジネスユーザは別として、最近の若い子は携帯+PHSなんていうのが一般的になりつつあるらしい。ヘビーユーザの高校生・大学生は高い携帯の通話代より多少のエリアを犠牲にしても定額通話のウィルコムを選んだわけである。若年層のトレンドは数年後波及していくことは間違いない。通話の定額化、パケット代の定額化である。ウィルコムの場合PHSということもあり、さほど高速な通信は出来ないが、既にE-Mobileが比較的高速な定額通信を開始している。エリアを別とすればSkypeと組み合わせれば十分使いものになりそうである。
囲い込みのための機能もインターネットの利用が進むにつれ、差別化は難しくなるし、既にユーザは足かせとしてしか感じていないと思う。今後はキャリア属性のサービスより、より一般的なインターネット経由のサービスがより重要になってくると思うのだが、既存の端末のブラウザ・メール機能は突出して弱い。連日のようにiPhone関連のニュースが流れているが、皆がこれほど注目するのは、Coolな概観だけではなくWidget/ブラウザを中心とした機能がまさに次の携帯に求めている方向性そのものだからではないだろうか?
サービス側さえ用意出来ればユーザの移行はきっと速い。携帯電話のSIMロック解除は定額化へとつながり、増えた帯域によってフルブラウザの統合・機能向上へと流れるだろう。端末メーカ間の競争も正常に働き始め、キャリア同士は速度・質・価格の勝負となる。現状の’おいしい’ビジネスモデルを捨てるのは難しいであろうが。
私が希望する未来像は定額通話・通信、スマートフォン的な構成、理に叶ったメニューと統一された操作、 とりわけ優秀なブラウザとの統合である。私見だがWindows Mobileは残念ながらメインの路線には入れない。今のWM6を見てもMicrosoft社はエンドユーザにアピールするものを作るのは苦手だからだ。他社のスマートフォンの類も同じである。
今後キャリアも含め国内メーカやSymbian、Nokiaらがどう動くか興味がある。Appleは好きなメーカだし、国内でiPhoneが出たら間違いなく買うだろうが、Appleしかない世界もまたつまらなさそうだから。
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