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脱・人月商売宣言で要件定義カード@1枚8万円の会社が。でも人月ってどうなん

Posted on | 7月 20, 2007 | No Comments

業界の構造、人月計算の問題が取りざたされているが、こんな会社が出てきた。

自社の要件定義ソフトをユーザに使ってもらって仕様を出してもらい、上流工程の一部をカット&機械化してコストカット&任月からの脱却を図るという。また案件を重ねたことで見積もりもしやすくなるそうな。

ただコストが安くなるとのことであるが、今までSEや熟練PGがやってきたような仕様にない仕様の部分というのは、実はないと動かなかったり問題が出たりする。その辺りどうなってるんだろう。まあ自動化部分が増えることで安くなるのは確かか。後は結局相手会社に設計の一部を預ける形になるので相手のスキルによって左右されるだろう。とはいえ顧客をサイクルに入れてしまうというのは最近の考え方でなかなかいい。

ただやはり人月というのはわかりやすい最も単純な計算方法だ。家を建てるにもベンゴシさんを雇うにも、そもそも給料というものは結局人月計算だ。メーカとしてものを売ってるのなら別だがサービス業に近い仕事が多いこの業界ではそのギャップを埋めることも必要になる。

人月の神話って本もあって、個人的にはやはり人月計算ってのはよろしくないとは思う。とにかく適当に要員をランク付けして期間xお金で計算できるから何の難しいところもないし予測しやすい。特に経営するのに技術的なスキルは不要である。営業センスがあればいい。ここから脱却するにはこの会社は自社の要件定義ソフトを使っているが、やはり何らかの手段が必要だ。

もう一つの問題は技術や成果物に見合った金額を出してもらっているか、 それにあった金額で見積もりをしているか。というところ。もちろん成功報酬などのインセがあるともっといい。お金、社会的地位とモチベーションは密接に関連がある。誰も安くてちんけな仕事などしたくないのである。

正直質の低い会社やアウトソーシングなどとミソクソ一緒にされてしまったらやりきれない。ちゃんとした仕事にはちゃんとお金を払うという慣行をつけていかないとほんとに業界にはダメなところしか残らない気がする。

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