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2007-09-10

日本の技術者の環境は劣悪か?いや、そうだと思う

ちょっとウケた話である。いや話がおかしいのではない。確かに劣悪だなと同意した苦笑いである。

日本の技術者の作業環境は劣悪だそうである。ちょっとなにをいまさらという感があるが、こういう話題が取りざたされるようになったことに素直に喜ぶことにしよう。

そもそも個室どころか、ちゃんとした机と椅子が割り当たっているところばかりではない。パイプ椅子に長机なんて環境だっていくらでもある。 もちろんその場所はテンポラリーという位置づけで使われるのだが、実際にはそこで数ヶ月も過ごすことだって少なくない。冷房が効きすぎた部屋、夕方になったら空調が切れる部屋、騒音を立てるサーバマシンの隣、通路になっていて人が行き来するなど様々である。

もちろんそこまでひどい環境ばかりではないが、少なくとも平机をならべて、集中しにくい環境が多いし、日本人的な感覚では”仕事場でのプライバシーなんてなんだそれ”であるのは間違いがない。

米国では小さなベンチャーでも、個室はなくともちゃんとパーティションで区切られた小部屋で仕事をしていたり、エンジニアに対する配慮を感じる。

確かに人の適応力は大きい。たいていの環境に適応してしまう。しかし仮にも頭脳労働を目するなら今の日本の環境の多くは決して良いとはいえないだろう。

個人的に今後はスキルが低く、頭数だけのエンジニアは淘汰されていき、モティベーションとスキルの高い人間の少人数チーム化が進む、もしくは進めないといけないと考えている。生産性と想像力は個人的な環境とコラボレーションのバランスで生まれると思う。音楽を聴きたい人は聴けばいい。それで生産性が上がるなら何の問題もない。

どうせ崩れつつある終身雇用制である。今後もどんどん崩壊していくのは間違いない。会社としても利益を拡大するためには、集中した投資とそれに見合ったアウトプットを出せるエンジニアを精製していことが必要ではないのだろうか。

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