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なんかいい、なんかやだ

少し心に感じるものがある話を見つけた。

ある編集者の気になるノート : 本物の作り手になりたいなら、「なんかいいよね」を禁止しよう。

この話は広告やコピーライトの世界の方の話で、要約すると何かを見たときに”なんかいい”とか”なんかやだ”ということを止めにして、もっと掘り下げて”なぜいいのか”、”なぜいやなのか”を考えなさいという話。

これって私のいるIT関連、ソフトウェアやシステムエンジニアにもとても大事なこと。

優れたエンジニアはカンが鋭い。何かソフトウェアや設計を見たときになんかいやな感じがしたり、いい感じがしたりする。本当に優れた人はその”なんか”を具体化する。この設計のこの部分が問題だとか、いいとか。そしてその部分をどう直すか、またその際の得失を冷静に計算できるようになる。

ことさら優れていなくても、長年のうちにやはりカンというのが培われてくる。そしてそのカンはたいてい正しい。すぐに具体化できなくても、頭の中にいるうちにだんだん熟成されて、具体的になることも多い。そのうち、余り良く知らないシステムであっても感じることが増えてくる。それを具体化できることが仕事を進める上においてとても重要となる。

それもこれもこのエントリにあるように、常に突っ込んで考える姿勢を持つことが必要なんだろうと思う。 ただ漠然と仕事をこなしていてもこういう部分はそれほど育たない。常に多方面から改善を考え追求する姿勢が必要である。そのうち、それが自然に出来るようになってくる。たとえうまくいっているものであってもやはり改善点や問題点は存在する。それを発見し考えていく姿勢こそが重要だと思う。

この辺りをQAの分野では均質化できるようなシステムを構築しようとしている。日本が特に得意な分野であろうが、ある人のヒラメキだけではなく、考えうるものを全てピックアップしていき分類し改善していこうという方式である。これなら時間はかかるが天才がいなくても何とかなる。そしてこれも経験を積むことで、カンが培われてきて、具体的な言葉となるようになってくる。

何でQAの話を出したかというと、これらのやり方はとにかく書いて表やチャートにまとめるっていうことが重要だからだ。 これって結構いい方法で、実際に自分でも、常時考える姿勢を持つこと、そして思いついたことなどをメモに書いておくこと、出来れば表などにまとめて置くことなどを実際にやっている。

書かないと忘れてしまう。特にヒラメキやアイデアなんかはあっという間に消え去ってしまう。小さいメモ帳やPDAやPC上のメモなんかでもいいが、とにかく余計なことを考えずにサクサクっと書けるものを用意しておくことを実践するだけでだいぶ違うと思う。何かを書くときに必ずまとめたり、冷静に分析するフェーズが発生する。これも重要だと思う。

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