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AppleのiPhone SDK
- 2008-03-09 (日)
- PC
多分皆さん感じておられると思うのですが、iPhone SDKに関する発表でAppleらしいというかなんというか。
- 正式には6月開始
- iPhoneアプリはAppleのサイトを通じてのみ配布可能
- フリーソフトは無償、有料ソフトは有料で配布
- デジタル署名
なんていうところが特徴的なところでしょうか。
現在活況を呈しているJailBreakですが、やはりその根幹にはオープンで自由な開発が出来るところにある。もちろん違法なソフトも中にはあると思うし、マルウェアからの安全をどうやって担保するかという問題もあるので難しいとは思うが、全部をメーカサイドで管理するというのは利益誘導も含め最もやりやすくコントロールしやすい方法。
ただし、仮にアップルを通じて配布するにしても、やはりマルウェア的なソフトを作ることが出来ないわけではないし、オープンソースなソフトも含めどう管理するのだろうか。
現状SDKはMacのみの対応ですし、正式対応はだいぶ先の6月。気分的に少し盛り上がっていたのですが、ちょっと冷静になってしまいました。iPhone/iPod touchはかなり魅力的な端末なんですが。。。
Tags: iPhone, アップルPopularity: 77%
なんか大きな業界変動がありそうな買収たち
ここ最近影響の大きそうな買収が増えていて面白そうです。
- NokiaがKDE/QTのTrolltechを買収
- SunがMysqlを買収
- MicrosoftがYahooを買い取りそう(今のとこまだ。出来れば買って欲しくないが)
- etc
他にもいろいろありそうですが、個人的にはこの3つが大きなインパクトがありました。
特にNokiaがTrolltechを買収したのと、MicrosoftのYahooは個人的にとても興味が。
Microsoftもその役目を終え、ゆっくりと失速しつつある感じですが、今後の延命をかけてお金があるうちにいろいろやってやろうという感じでしょうか。hotmailはポピュラーですし、日本ではメッセンジャーもよく使われていますが、他になんかぱっとしたものないような。検索は全然ダメですしね。
今までGoogle,Microsoft等の噂があり購入先には困りそうにないOperaあたりな気がします。
Tags: Microsoft, Nokia, Opera, YahooPopularity: 78%
なんだか心配な日本でのiPhone
どうやら日本国内での発売が決まりそうなiPhone。
私もiPod touchを持っていて、UIやブラウザの出来にはとても満足しているところです。
そろそろ正式なSDKが発表になりそうですし、googleなども含めたwebアプリもなかなか面白い展開になってきています。
でもとても心配なのは決まる先がDocomoかSoftbankというところ。特にDocomoに決まった場合、SDK周りが殺されてしまわないか非常に気になります。今までもNokiaをはじめとする海外メーカ製携帯をことごとく使い物にならない形で国内展開しています。今回も間違いなくなんらかの制限が加わることでしょう。出来うるならば許容範囲内の制限でありますよう。
もう一つ考えられるのがパケット定額適用外となること。これはSoftbankがNokia製端末で行っていることですが、愛用のN73はWebとメール以外のパケット通信が定額対象外なのです。またSymbianのSignを受けないとソフトが走らないためいわゆるフリーソフト類の大半が走りません。
まだSDK発表前ですが、以前どこかで見たJobsか誰かの話ではAppleはNokiaの方式と似た方式を取る可能性が高く、制限をかけやすくするはず。
SDKが発表されても、国内で発売されても、結局自由にソフトがインストールできない不自由なモノなら。。。
せっかくのいい素材なので、歯がゆい思いをしないでいいようなモノにして欲しいですね。
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マルチコアの並列とソフトウェアの並列は違うんじゃない
- 2007-08-28 (火)
- PC
Wiredにクロック向上からマルチコア化についてのIntelのマネージャの話でプログラマはハードの進化にただ乗りして性能の向上を享受しているとかうんぬんなどという記事が出ていて少し違うんでないの?と思った話。
Why You’re Not Getting Your Money’s Worth Out of That New CPU
並列処理というのはなにも新しい話ではない。何年も前からやってる話。私が知っているのは、まだバス結合方式とかなんとかでやっていたころ。ハイパーキューブなんて懐かしい。結局粒度の荒いものしか実用にならず、高粒度の並列処理はスパコンや科学技術計算などの一部の領域でのみ使われるにとどまった。あとはCPU内部のような表からは見えないところで活用されている(スーパースカラとか)
ハードウェアの場合複数のコアを束ねるに当たって解決すべき問題は、もちろん数々あるのはある程度はわかっているつもりだが、あくまで技術的な進歩により解決可能なものが多いように見える。基本的にクロック向上、パイプライン化が限界に達し、ピープホールな並列実行であるスーパースカラもそうそうは性能アップにならない、次の手としては並列化の粒度を上げてマルチCPUにしてしまおうという話だし。
しかしソフトウェアについてはそう簡単にはいかない。ほとんどのアルゴリズムは一本道で解決を行う。もちろん並列性がないわけではないが、人間の思考携帯もそうであるし、プログラムというのがいわば手順を書いた文章であるという性格上、今のところ有効に並列性を記述する方法はないように見受けられる。基本的にもともとが並列なものであり比較的セマンティックス的な意味の少ないハードウェアでの並列性とソフトウェアの並列性は性格が違うのである。しかも今回はハードウェアは荒い方向へと向かい、ソフトウェアには細かく並列度をみろという。なんか矛盾している。
ここでは上のWebで述べられているような、中~高粒度の並列処理を考えてみる。 結局並列処理はあるタスクを垂直・水平に分割してそれぞれを同時に実行することで行われる。まさにパイプライン処理、 スーパースカラのようなもんである。今のところ他にいい方法は不勉強で知らない。単純にはタスクを複数段のソフトウェアで分割構成するか、同じソフトウェアを複数個走らせるかである。
私は組み込みエンジニアで、ハード及びリアルタイムOSを長年扱ってきた。ほとんどがマルチタスクで動作し、複数CPUで構成されるシステムも多い。性能向上のために複数CPUで処理したり、機能分割されていたりと構成は様々である。どのケースでも出来るだけ最適な処理を設計してきたつもりであるが、これを一般化するのは困難と思っている。明確に構成できるものは別とすると、最後はいわゆる職人芸的なやり方である。システムの仕様から並列性を抽出し、共有リソースをきっちり守りながら動作させるのは単純なソフトウェアより難しいことが多い。
結局やることはKISSと似た考えだ。共有リソースは出来るだけ少なくし、お互いの影響がないような並列性を重要視して設計することである。 結果複数のタスクが同時に走ってもほとんど性能にも動作にも影響がないようになりスループットも応答性も向上する。つまり出来るだけシングルタスクのものを並列に動かし粒度を上げる考えである。
ソフトウェアの並列性は十分に粒度が高いものは機械的に処理できるためコンパイラやOSで解決できるかもしれない。粒度が荒いものは機能分割という形で既に実現されている。最もややこしいのが中~小粒度のものだ。これの難しさは分割単位が対象ごとに異なりはっきりしないところにある。要するにいくらプリミティブな並列処理の道具立てを用意しても、なかなかフィットしないところにあると思う。もちろん教育も必要だが、全ての事柄が同時に起こるわけではないのである。
全体のコード量が多くなればなるほど共有リソースや複数のスレッドが動作することによる複雑性が増していく。ぶっちゃけソフトウェアエンジニアはそんなの制御してられないのである。本来のソフトウェアのやりたいことはもっと他にいくらでもある。並列性なんかにかまっていられないのだ。せいぜいソフトウェアの機能分割によるマルチスレッド化くらいだろうか。
もちろん動画エンコードや画像処理など比較的分割しやすい問題や、CPUパワーの必要な複数のアプリを走らせたりといった非常に荒い使い方には有効であるが、誰もがいくつものCPUパワーの必要な仕事を同時にするわけではない。サーバなどの用途だとサーバとデータベースが同時に動作するといったプロセスレベルの並列処理でほとんど十分である。
マルチコアはいいと思うがサーバ領域での需要は高まり、コンシューマでは早々に限界が来る。本当に家庭のマシンに(もちろんオフィスにも)64コアのCPUを入れたいなら、プログラミングというよりコンピュータそのもののパラダイムの変化が必要だと思うが、今はまだ形もない。ワードプロセッサにどれだけの並列性があるだろうか?(いや、ないとは言わないし、やってほしいが)。
そもそも今のCPU自体がC系のオブジェクトコードに向けて最適化されていて、シングルタスク向けに作られているではないか。ソフトウェアはもっと目的志向の別な領域にフォーカスしているべきだ。インフラたるべきインテルの立場から技術の限界をもってフリーライド云々いうのはお門違いである。
なんて偉そうに書いたけど、要はそんなの面倒でやってられないよ!って感じかな。 いや必要な時はやってるけどね。
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なんていうか、こうなると可哀想な気もするMS
- 2007-08-23 (木)
- PC
TechCrunch Japanseseを読んでいてふと TafitiというSilverlightを使った新しい検索インターフェースの記事が目に止まりました。
TechCrunch Japanese アーカイブ » MicrosoftのTafitiは美しい、が使う人はいるのか
私は決してマイクロソフトのファンなどでもなく、仕事上も(使いにくいOffice以外は)ほとんど関係なく過ごしているむしろ積極的に使う気はさらさらない人ですが、使い勝手なんかはわかりませんがスクリーンショットを見る限り確かに美しい画面です。(Linuxからは見れないもので)。きっといいデザイナーが頭をしぼってデザインしたに違いありません。
しかしながら記事での評価は最低に近いですね。同じことをAdobeがGoogle検索ベースでやったならきっとここまで叩かれはしなかったでしょう。
お金出してデザイナー雇っていいエンジニアとかっこいいモノ作っても、日々新しいものを生み出そうとしているWebの世界では、中身が伴わないと評価されないということか。MSは技術力というより体力にモノを言わせて、じりじり匍匐前進で勝ち取ってきた企業というイメージが強いうえ、やはり未だに業界の多くの部分を占めるトップ企業ですよね。
Webが1.0から2.0にと言われる風潮の裏にはJumpしたいという願望が強く感じられるところ。真向からレガシーなイメージのMSは叩いてもOKという感じなんでしょうか。実際には優れたエンジニアや人材が山ほどいるはずなので、決して他の企業(Googleとか)に負けてないと思うんですが、結局C#はJava, SilverlightもFlashとMSべったりなエンジニア位しか喜ばないものしか作ってないですからねえ。
そろそろ役割を終えた感が強い訳ですし、IBMのようになっていくのでしょうね。まあ、個人的にはアンチといっていい位Windows大嫌いなんでいいんですけど、そのうちアンチもいなくなったころがMSのいい頃合なのでしょうね。
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